オーガニックなお庭づくりの醍醐味と言えば、自分で作った作物の収穫!しかし、そんなに広いお庭もないし・・・とお悩みの方も多いはずです。そんなお悩みを解決する、狭いスペースでも楽しめる、収穫のできるお庭づくりをご紹介します。
ポイントは植物の組み合わせ
狭い空間だからこそ、色々な植物を少しずつ植えてみたいところです。その時に考えたいのが植物同士の相性。相性の良いもの同士を近くに植えることで、様々な良い効果が生まれます。
ハーブが囲むナチュラル菜園
▲作物を植え付けている畝をハーブで囲むことで畝が崩れにくくなります。緑で縁取りをしたようになり、見た目も華やかに!
ローズマリー×ニンジンの組み合わせは、ローズマリーがニンジンバエやヨトウガなどの害虫を追い払ってくれます。
花壇×菜園のいいとこどり!ポタジェガーデン
▲ポタジェとはフランス語で家庭菜園の意味。野菜やハーブ、草花を混植した実用と鑑賞の両方を兼ねた庭のこと。ベースとなる花壇をしっかりとつくることで、より素敵なポタジェになります。
トマト×バジルの組み合わせはアブラムシがつきにくくなると言われています。ナスタチウムやマリーゴールドも綺麗な花を咲かせてくれながら野菜につく害虫を追い払うという、ポタジェには持ってこいの植物です。
生垣×果樹園
▲機能的かつ収穫も楽しめるアイディアとして、生垣を果樹にするというのはいかがでしょうか?おすすめはベリー系。お菓子づくりにも使えるブルーベリーやブラックベリーなどが通路脇にあれば、見た目にも可愛くお手入れもしやすいですね。
家庭菜園だからできる、スペースの有効利用
スペースが広いと、収穫量重視で意外と乱雑になってしまいがち。家庭菜園というお庭の一部だからこそ“見せる”という視点でも考えられます。野菜の葉や花も立派な花壇の一部。他の素材と組み合わせて、“食べることもできる”素敵なお庭づくりをしてみてはいかがですか?